柱に木曽ヒノキ4寸角を使い、確かな技術で作る本格思考の快適和風住宅



木曽郡木曽町 K邸

木造2階建

敷地面積 522.09u(158.2坪)

延べ床面積 117.84u(35.7坪)

1階 74.52u(22.6坪)

2階 43.32u(13.1坪)

契約 平成5年8月

竣工 平成6年4月


 K邸は寒冷地で多雪地域である木曽郡木曽町に建てられました。敷地が細長く幅も狭いことや積雪対策を考慮して、シンプルな切妻屋根を採用。また建物全体はすっきりとしたモノトーンに仕上げ、地域の自然・風土にとけ込んだ落ち着いたたたずまいとしました。

 材料は当社倉庫で十分に乾燥させ厳選したものを原則として、土台にヒバ、柱に4寸角地元の高級ヒノキ、また座敷にはすべて木曽ヒノキ芯去りを使用するなど、耐久性にすぐれ品格のある本格思考の家造りを心掛けました。さらに、換気・通風・通気に配慮し、夏は涼しく冬は暖かく快適に暮らせる高断熱・高気密住宅を実現しました。

 各部屋とも、ゆとりあるスペースを確保することを最優先に採光・通風の良い南面に配置しています。1階は、本格的な書院付き和室と居間・食堂・台所との機能的つながりを重視し、生活しやすい動線を持った間取りに。またトイレ・洗面所を2階にも設けるなど、何よりも住み心地の良さを基本にした住宅設計となっています。


    

↓和室、居間と二間続きで使える京壁塗りの格調高い和室。付け
書院の窓や広縁からの採光も十分だ。

↑LDK 畳敷きの居間には造り付けの飾り棚や仏間を設置。食堂と台所はスムーズにむすばれている。


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