柱に高耐久の木曽ヒノキ4寸角使用。木の温もりにあふれた木造快適住宅。



長野県松本市 Y邸

木造2階建

敷地面積 316.79u(95.82坪)

延べ床面積 190.06u(57.49坪)

1階 120.43u(36.43坪)

2階 69.63u(21.06坪)


洋風デザインの2階建て。冬暖かく、夏涼しい室内。

 松本市の閑静な住宅街に建つY邸は、洋風のデザインを取り入れた木造の2階建て住宅です。

 設計にあたり「地元木曽ヒノキなどの良質の木材を多く使用し、木の温もりが感じられ、冬でも暖かく夏は涼しく快適な住まいにしたい」と希望されました。

 そこで同社独自の高断熱・高気密工法を採用。さらに全フロア床暖房で冬は足元から暖かく、夏は温度センサーによる有圧換気扇の多量換気で温度上昇を防止し、涼しく過ごせる居住空間としました。


堅牢な高耐久構造に明るく機能的なLDK

 構造は、土台に湿気に強く腐りにくい米ヒバ、柱には頑強な木曽ヒノキ4寸角の乾燥材を用いました。また桁や胴差等の横架材にもすべて乾燥材を使用。がっしりとした高耐久住宅を実現しています。

 間取りは、採光・通風に機能性を考慮して設計。明るい南側に家族が集まるリビング(畳コーナー付き)、ダイニングキッチンを設け、木曽ヒノキ(樹齢300年)の座敷はいつでも使用できるように西側の玄関近くに配置しました。

 またキッチンには、電磁調理機を使用。洗面化粧台は2か所、トイレは1・2階に設置。全自動ボイラーの1.25坪の浴室など、使いやすく、住み心地の良い住まいとなりました。


右上:壁と天井を木曽ヒノキの板張りとし、品格と温もり感を演出。玄関床は桜御影石を石張り大きめの開口で明るさも十分。 床:床暖用フロア4、壁:エコクロス、天井:木曽ヒノキ板張り 











右上:気品と落ち着きにあふれた、広縁付きの和室8畳。地袋付きの飾り棚に
は、明り取りの障子をはめ込み、十分な明るさを確保。
床:畳、壁:京壁、天井:竿縁天井板張り、床柱:エンジュ、床框:ケヤキ、床板:
ケヤキ、落とし掛け:イチイ

左上:解放感を持たせるため、ワンルームの大空間に。リビングの一角には4.5
畳の畳コーナーを設けて、和の雰囲気も。入り口部分の壁は松板張りに。
床:床暖房フロア、壁:エコクロス、一部松板張り、天井:3尺角洋風天井



←明るい南側、LDに接続させて配置した木製の大型デッキ。軒を深く出して、縁
側的な機能性を持たせている。
戻る